コミュニケーションを重視した新事業を推進!

2000年に創立した株式会社アラジンイデア(代表取締役 渡辺修)は、オンデマンド印刷を主体に企画・DTP、情報処理・加工、システム構築・印刷の他、製本・加工・仕分・発送業務まで幅広く事業展開している。同社は今年4月から事業領域を広げるために、コミュニケーションデザイングループを設置し、企画・デザイン・デジタルソリューションの市場開拓に乗り出した。そこで同グループの3名のスタッフに取材し、方針や仕事内容について話を伺った。


株式会社アラジンイデア(GC東京)

〒101-0051
東京都千代田区神田神保町3-6能楽書林ビル2F
https://www.aladdin-idea.co.jp/

コミュニケーションデザイングループ
リーダー 書川 博 氏、
小松志輔 氏、千葉あかり 氏

デジタルソリューションに特化したチームを設置

 書川氏は、アラジンイデアには2025年4月に入社し1年が経過したばかりであるが、同チームのリーダーとしてけん引している。以前はデザイン会社で25年ほど営業とデザイン制作を担当した後、アラジンイデアに入社。「渡辺社長から、ゆくゆくは企画提案分野を伸ばしていきたいという話がありましたので、それならデザインを含めたスキルが活かせると考えていました」と述懐する。入社後は、オンデマンド印刷と営業とデザイン制作を担当し、即戦力となっている。
 小松氏は、15年ほどデザイン・DTP制作に携わっていたが退職。デザイン・イラスト・動画などのスキルを活かしたく、アラジンイデアに入社した。
 千葉氏は、2020年4月にアラジンイデアに新卒として入社。大学時代にZINE(文芸同人誌)を制作・販売していた経験から、既にDTPに精通している。入社後はDTPオペレーターとして印刷データの作成に従事するほか、 SNS広報も兼任し、企画・発信など多角的なものづくりに携わっている。
 同社は川口ファクトリーに、各種オンデマンド印刷機、製本機、折り機、断裁機、各種加工機などに加え、和封筒の定形長3から定形外角2まで対応した封入封緘機などを備え、情報処理・情報加工・印刷から各種製本・加工・仕分・発送までトータルに事業展開しているのが特徴だ。そこに事業領域を広げるために、今回、企画・デザイン・デジタルソリューションに特化したコミュニケーションデザイングループを設置した。
 書川氏は同グループ設置の理由について、「印刷の受注案件が年々競争激化する上に、紙媒体も減少しているため、お客様に深く関わって付加価値の高いサービスを提供していくためには、企画・デザイン・デジタル・印刷のトータルソリューション・プロモーション分野に注力していかなければならないと考えて、同グループを設置しました」と経営方針について話す。
 また、新事業を展開するに当たってCIにも着手している。千葉氏がアライグマをモチーフにしたアラジンイデアの公式キャラクタ―(アランとラジー)を発案した。「グループ設置に伴い自社のブランディングを始めており、現在、ホームページの改修にも取り組んでいるところです」(書川氏)という。

社内に新事業を周知させることが先決

 同グループは、早速4月にデジタルコンテンツを活用して集客キャンペーンができる株式会社ミリアドの『キュリア』を採用し、商業施設のプロモーションキャンペーンを企画・実施した。従来の印刷メインではなく、店内装飾からデジタルサイネージ、スマホサイト、デジタル抽選、Instagram広告の作成、さらには動画制作やデータ分析まで、プロモーション全てを請け負った。顧客からは好評を博しており、今後も顧客のデジタルマーケティングを支援していく方針だという。
 「紙でもデジタルでもイベントでも、お客様の課題解決に向けた提案ができる部門を目指していきます」と、書川氏は意欲を示す。
 まだグループを設置したばかりであるにも関わらず、デジタルマーケティングサービスを実施し成果を上げられたのは、3名のスタッフがいたからこそである。新規事業を推進するに相応しい有能なスタッフを持てたことは大きい。いかに人材が重要であるかが窺い知れる。
 千葉氏は、「これまではDTPを通じてデザインの仕事も時々はしていましたが、今回チームとして活動することになり、お二人の経験されてきたことから多くを学ばせてもらっています。私からは社内の組織のことやDTP工程についてお話したりしています。仕事は大変ですが、やりがいはあります」と話す。
 小松氏は、「まだ入社して1年にも満たないので、まずは会社の仕事を把握することが大切だと思っています。現在の仕事はWebや動画制作を中心に、幅広い制作に取り組んでおり、その点でやりがいを感じています」とのこと。お二人とも企画・デザインに携わっていることで、モチベーションが高まっているようだ。
 「今後は既存顧客よりも新規開拓を推進していくつもりです。私たちは、ビジネスソリューション営業部の皆さんが新規開拓し、受注してきたお客様の案件に対して、付加価値の高い提案ができるよう具現化していくことが仕事です。そのためにはまず、全社員に会社がデジタルソリューション事業に注力していることや、このグループの仕事に対して理解していただけることが大切だと考えています。営業部とは連携を深めるために、よりコミュニケーションを図っていく必要がありますし、それを基盤にお客様ともコミュニケーションを深めて、お客様の売上に貢献し喜んでもらえる仕事をしていきたいです」(書川氏)と、コミュニケーションの重要性を語った。


デジタルソリューション コミュニケーション GC東京