業態変革した集団として新たな発想で取り組む


「結集 GC Power+」の基本方針を継続し、ビジネスの拡大と価値共創を目指す~

日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会
会 長 錦山 慎太郎

 GCJの会長を拝命し5年目となります。今年度も全国の皆様と共に多くの意見交換を行い、さらなるGCPowerを結集させたいと考えています。
 GCJは印刷前工程の各社が集結した組合であり、いち早く業態変革した集団です。皆様の技術を集結させて、これからの変化に負けない新たな発想で独自性のある事業を展開し、他の組合との差別化を一層図っていきます。
 どうか組合員の皆様の事業活動へのご理解と積極的なご参加、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

2025年度実施事業

  1. 価値共創事業
     各社が培った技術と経験をもとに印刷前工程の重要性を発信し、プリプレス技術の重要性を業界内外に知らしめ、さらなる分野へ進出する。価格競争に巻き込まれることなく各社の価値を高めると共に、組合自体の存在価値を創り上げる。
  2. 情報交換事業
     組合員企業の事業内容を共有し、情報交換することで各社の利益に繋がる活動を行う。「“ 伝えたい情報を伝えたい人”へ発信する」という理念の下で、機関誌「月刊gcj」の編集・誌面制作に協力する。公式ホームページの内容充実、情報収集を推進する。GCJコミュニティを活用し、各社の事業領域の拡大と受注拡大に繋げる。
  3. 人材育成事業
     組合企業の経営者及び従業員の育成を目的とし、経営者には持続可能な企業経営に関する情報提供とセミナーを実施する。次世代経営者及び幹部候補者には育成に関する情報提供とセミナーを実施する。従業員に対しては教育プログラム等の情報提供を行う。
  4. 組織強化事業
     組織基盤・運営対策事業の推進として、GCJ副会長による組織強化委員会を立ち上げ、今後のGCJ及び地区工組の在り方を再検討する。なお、委員長はGC四国の宮嵜副会長が務める。また、年4 回、リモートを含めた理事会を開催する。
  5. コミュニケーション事業
     「組合員のコミュニケーション」をテーマに事業活動を展開する。組合員の懇親の場、各地区工組との交流を図る。2025年9月には、GC 東北担当で仙台において集会を開催。各地区工組で開催されるイベントの周知にも努める。総会後の懇親会や、「GC 東京新春の集い」後の懇親会も開催する。
  6. 環境保護・情報セキュリティ事業
     日印産連が行っている環境関連事業に協力し、「グリーンプリンティング認定制度」への協力や、「カーボンニュートラル」行動計画への参画を行う。また、政府が推進する「サプライチェーン・サイバーセキュリティ・コンソーシアム(SC3)」事業にも協力する。

GC北海道

少数でも結束力は強く新規会員募集

 このたび、GC 北海道・酒井前理事長より引き継ぐことになりました、㈱ケロっと工房の今野と申します。札幌市にてパソコン保守全般・ホームページ製作をメイン業務として行っております。GC 北海道は現在、組合員4社となり、少しでも新規会員を獲得していかなければならない状況です。まずは組合の維持存続が第一とはなりますが、少数ながらも結束力を高め、しっかりと活動しながら新規会員候補を探していきたいと思います。
 前理事長の酒井紀典氏(日本標示㈱)をはじめ、杉渕好美氏(㈱プロセス・レボ)、平賀政勝氏(㈲山元抜型製作所)と共に、微力ではありますが、GCJ組合活動に協力していきたいと思いますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。


GC東北

震災を乗り越えた仲間として東北人らしく

 GCJ会員の皆様には、14年前の震災時に義援金などを賜り、大変お世話になり心より感謝申し上げます。この度GC東北の理事長として、2 期目に選任していただきました髙橋でございます。
 我々GC東北のメンバーはとても仲が良く、いつも温かい組合活動をさせていただいております。今年の9月13日(土)には、GC東北の主催で「全国集会IN仙台」が開催されます。当日は、「JOZENJI STREETJAZZ CARAVAN 2025~TERMINAL~」も開催され、杜の都が音楽に包まれます。ぜひこちらも併せてお楽しみいただければ幸いです。素敵な時間をお過ごしいただけるよう、仙台でお待ちしております。
 我々GC 東北理事メンバーは、まだまだ経験不足な点もございますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。


GC東京

情報共有と価値共創を通じて業界全体の発展に寄与

 今期はGC 東京の理事長を拝命し5年目となります。今年度も基本事業は継続しますが、「存在価値事業」を「価値共創事業」に改め、特に力を入れてまいります。皆様と多くの意見交換を行い、GC Powerを結集させ、価格競争に巻き込まれることなく、各社の新たな価値を創るべく他団体とも協力し、情報交換と実現可能なビジネスのヒントを提供してまいります。
 また、「GC東京生産シェアプロジェクト」においては、各社が行っている特徴あるビジネスも取り込み、自社だけでは対応できない案件にも進出し、営業範囲の拡大とさらなる発展に努めてまいります。
 GC青年会も次世代人材の加入を促進し、組合の継続と各社の発展に向けてバックアップしていきます。どうかよろしくお願いいたします。


GC中部

「価値共創」で皆様と切磋琢磨していく

 前年より、引き続き中部グラフィックコミュニケーションズ工業組合の理事長を務めさせていただきます、山田学です。
 本年の私の目標ですが、以前もここで述べさせていただきましたように、GC中部があってよかった、組合の仲間がいてよかったと思えるような組合になるように、GC中部の皆様と精進してまいる所存です。
 GC中部の執行部は、前年に引き続き同じ体制でGC中部を支えていただけることとなりましたので、今後ともGCJの皆様にはご指導のほどよろしくお願いいたします。厳しい社会情勢の中、GCJの皆様と共に切磋琢磨し、ご協力・ご尽力を賜りながら、組合員全員で成長していくことができればと思っております。
 まずは、GCJからいただいた『価値共創』という難しいテーマに向き合い、熟考し、全国の皆様方へ何らかの気づきを発信できるように取り組んでまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。


GC近畿

「組合員のつながり」を軸に、GCJと共に歩む

 今期のGC近畿の役員は全員留任で前期と変わりませんが、我々の取り巻く環境は国内外の変化を問わず、今までに経験のないスピードで変化しています。そのような環境下、今年度はその変化を恐れず、「変化を受け入れた変革への一歩」を組合員と共に踏み出す期にしたいと考えております。
 まず、GC近畿の安定経営を目指し、先達がこれまで培ってきた伝統・技術・経験を大切に守りながら、新しい価値を創造する組織として、挑戦を続けてまいります。
 時代の変化を柔軟に受け入れつつ、「組合員のつながり」を軸に、着実にGCJと共に歩みを進めていく所存でございます。何卒、ご指導、ご鞭撻、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。


GC中国

創造と変革にチャレンジ

 この度GC中国の理事長を仰せつかりました、秀浦一志です。この業界に入って33年目になりました。アナログからデジタルに変わり、AI技術の急速な進化・普及によりさまざまな分野のビジネスに大きな変化の波が生まれています。GC中国の会員様にも変革にチャレンジしていける活動と協力を推し進めてまいりたいと思います。
 昨今、会員数が減少する中で、異業種セミナーへの参加などを通じて、プリプレスエキスパートとして組合活動の意義と有意義な活動を発信し、新規会員を増やせるように努めます。
 全国の組合員の皆様と共に、精一杯事業計画に参加・協力し、業界発展のために努める所存です。経験の浅い私ですが、今後ともよろしくお願いいたします。


GC四国

持続可能なGC活動を目指して

 現在、GC四国は香川に2社、愛媛に1社、高知に1社の計4社で構成され、理事役員を合わせて7名で活動しています。理事会や情報交換会、総会、新年会といった各種行事を開催しながら、組合としての交流を深めています。2018年には設立50 周年を迎え、すでに7年が経過しました。3年後には60周年という、また大きな節目を迎えることになります。しかし、全国的には組合員数が減少傾向にあり、今後いかにして活動を持続させていくかが重要な課題となっています。
 私たちは、GCJとの連携や全国のGC 組合との情報交換を通じて、これからも意義ある活動を続けていきたいと考えています。
 また本年度より、GCJが掲げる「組織強化事業」において、委員長としての役割を担うこととなりました。持続可能な組合活動の実現に向け、引き続き力を尽くしてまいります。


GC九州

組合員同士で今後の組合の在り方を協議

 今回5期目の理事長を拝命することになりました、田中潤一郎です。他の地区工組では役員改選で次々と新しい理事長が誕生しており、着実に若返りを図っておられますが、GC九州は4 社という少ない組合員での活動のため、なかなか役員交代が難しい状況で、今回も私が理事長を務めることとなりました。
 GC 九州は独自の活動がなかなかできておりませんが、年に数回の理事会を開催しており、理事会後の懇親会では、お互いの経営状況や従業員募集などの悩み、GC 九州やGCJの今後のことなどを真剣に話し合っております。
 今後の組合の方向性が見えてくるような2年にしたいと考えながら活動していきますので、皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。


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