エンタメ系を高精細で最高の色彩で提案する

GC近畿

株式会社光陽社は、今年、創業77年を迎える。環境配慮型に注力し、高精細印刷を得意にしている総合印刷会社である。今回、登場していただいた別府雅子氏は、西日本営業本部に中途入社し、営業部に配属されて4年目の社員。漫画やアニメを主体とするエンタメ系の顧客営業で日々奔走している。漫画家を目指していたという別府氏には打ってつけの仕事と言えるだろう。「さまざまな案件を扱うため日々勉強です」と、高いモチベーションで仕事に臨んでいる。


株式会社光陽社 西日本営業本部(GC近畿)

〒550-0012
大阪市西区立売堀4-5-21
https://www.koyosha-inc.co.jp/

大阪営業部第2グループ
別府 雅子

さまざまなバイト経験を経て光陽社に入社

入社して4年目を迎える別府雅子氏は大阪府出身。小・中学校の頃から漫画に興味を持っていて、将来は漫画家になることを目指していたという。実際、大阪市内の美術系高校を卒業後、漫画学科コースのあるデザイン専門学校に入学し、本格的にスキルや表現力を磨いて漫画家になるための勉強をしていた。
 「卒業後はさまざまなアルバイトをしましたが、中でも100円ショップではレジ打ちから品出し、検品、棚卸し、商品の発注などの仕事に就きました。売上目標の数字を目指したり、お客様の買い物導線を考えて、店舗のレイアウトや商品配置を決めたりする仕事は楽しくて、数年間勤めました」と述懐する。
 しかし、あくまでもアルバイトであるため、将来のことを考えて正社員の道を考えるようになった。そこで就活サービスサイトに登録。1カ月間オンラインによる就活サービスを受けて、同サービスで社員を募集していた光陽社の面談を受けた。
 「当時、漫画の同人誌を作ってイベントに出展し、販売することもしていましたから、印刷会社の仕事には興味がありました。5分間ほどオンライン面談を受けて二次合格となり、実際に会社に伺って面接をしていただき採用されました」と、光陽社との出会いを振り返る。
 「営業職に配属されたのですが、営業は初めてでしたから、とにかく印刷の知識、生産工程の流れなどを学び、上司に同行してお客様の会社に伺い仕事を覚えていきました」と、入社数ヵ月は一心不乱だった。
 同社は、色の再現性や高精細印刷に定評があり、高画質のポスターやカード類、画集、コミック関連のノベルティ、あるいは作品のプロモーションやイベント会場の装飾など、各種印刷・販促物の制作を請け負っている。
 大阪営業部には13名の営業部員が所属しており、第1から第3の3つのグループに分けられている。別府氏は第2グループに所属している。「上司から引き継いだお客様が漫画・アニメのエンタメ系という私の好きな分野でしたから、より一層良いものを、自信を持ってお勧めすることができているのではないかと。自分であればこういう販促をすれば商品を欲するという、ある意味ファン目線で提案しています。お客様に受け入れられることが増えるにつれて、仕事へのモチベーションが高まっていきました」と話す。
 印刷物や販促物は顧客によって仕様や印刷方法が異なる上、次々と新しい要求が出てくるため、日々勉強だと別府氏は話す。

とにかく大切なことはコミュニケーション!

「未だに分からないことが出てきます。少し加工が変わるだけで、注意すべきことや仕様内容が変わってきますから、印刷は奥が深いなと思います。しかし、新しいことに触れ、勉強できること自体は楽しいですし、毎日が同じルーティンワークにならない点は、私には合っている仕事だと感じています」。情熱を持って前向きに取り組んでいる姿が窺える。
 漫画やアニメは、作品の世界観を伝えるための紙を活用した販促物や、ファンの所有欲を満たすコレクションの系統が企画によって次々と生まれてくる分野である。別府氏は、前述したように、その分野に強い関心を持っていてファン心理が分かっているため、「お客様に提案する際には消費者目線が重要だと思っています」とのことだ。
 「弊社は高精細なスクリーン技術を保有しており、カレイドなど広色域印刷でアニメやイラストの色彩を最高品質で出力できるのが特長です」と、同社の強みを話す。
 ネットの普及で紙媒体が減少傾向と思いきや、実際は「逆に紙媒体が注目されて需要が戻ってきている感があります」と、エンタメ系に関しては安定した受注にあるという。
 「制作においては凝ったものや、難しいものであればあるほど、やりがいを感じます。印刷したものがイベントで配られたり、SNSで写真がアップされたり、お得意様からお客様から好評をいただいたという感想があった時などは嬉しいですね。弊社の制作物が世に出て皆さんに見られていることを知って、改めてお客様のビジネスに貢献していることを実感することができます」。
 また、「お客様が考えている体裁と制作現場の認識が違っていたらトラブルになって、スムーズに制作することができません。お客様には作り方を理解していただき、また制作現場にはお客様の考えを的確に伝えていく必要があります。そのためには常に両者とコミュニケーションを図っていくようにしています」と、意思疎通の重要性を語る。
 さらに、営業で心掛けていることは、「高精細印刷に長けていて色味に拘っているため、そのことを訴えるとともに、色を追求することに共感していただけるお客様に対しては、より良いものを作り上げていく気持ちで臨んでいます」とのことだ。
 キャリアアップについて別府氏は、「ゆくゆくは企画部門に移って、ディレクター的な仕事に就いて、新規企画の立ち上げやプロモーションの立案ができればいいなと思っています」と語る。


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