GCJ総会報告)「2024年度事業報告」「2025年度事業計画」を公開

5/28(水)に開催した日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会(通称:GCJ)の総会にて承認されました総会資料の一部を掲載いたしました。
総会報告 目次
2024年度(60事業年度)事業報告
自 2024年4月 1日
至 2025年3月31日
【事業概要】
世界はコロナ禍終息の安堵感も束の間、新たな脅威と対峙しています。ロシアによるウクライナ侵攻も 4 年⽬となりますが収束の⽬途が⽴ちません。加えて中東の紛争拡⼤や⽶国の新政権の施策により分断と対⽴の時代を迎え、世界経済も混迷の度合いが増しています。このような中、当組合は組合員をはじめ関係各所の⽅々のご協⼒により、無事に 1 年間を終えることが出来ました。改めて御礼申し上げます。
2024 年度は 6 つの事業『存在価値事業』『情報交換事業』『⼈材育成事業』『組織強化事業』『コミュニケーション事業』『環境保護・情報セキュリティ事業』を各地区⼯組に⽔平展開する形で推進してまいりました。⽇印産連会員 10 団体の 1 つとして、業界として取り組む『カーボンニュートラル』や『適正取引推進』に注⼒した活動を推進してまいりました。
今年は結集 GC Power の仕上げの年として、スローガンである「情報共有と組織強化によるビジネスの拡⼤」を軸に、組合加⼊の意義を感じていただけるよう、昨年よりテスト運⽤を始めた⽣産設備の相互融通を⽬的とした『⽣産シェアプロジェクト』の本格始動、 そしてプロジェクトの円滑推進のツールとして SNS を活⽤した GCJ コミュニティーを構築してまいりました。来期に向けて、 仲間の⽣産設備の活⽤により受注の可能性を拡⼤し、各社が価格競争から価値共創への転換を図るべく取り組んでまいりました。結集 GC Power 実現のため、各事業を地区⼯組と共に「GCJ の活動は全国の仲間と共に」を基本に全国の皆様と共に歩んでまいりました。GC 中部・GC 北海道主幹によるセミナーを開催、 多くの視聴者から好評を博しました。また、 第 2 回となる GC 近畿主催の全国集会開催には北海道から九州まで全国の会員が京都に集結し、 川床料理と川⾯を渡る涼⾵を楽しみました。さらに、昨年の定時総会時に発⾜した『GC ⻘年会』は密度の濃い活動を重ね、当初の計画通りに次世代の GCJ を担う⼈材育成の役割を果たすものとして期待を寄せています。
組合員の皆様には、⽇頃より GCJ の活動にご理解、ご協⼒を賜りまして厚く御礼申し上げます。
以下、当組合の 2024 年度の活動の報告をいたします。
【実施事業】
Ⅰ.[事業戦略]
⽇本グラフィックコミュニケーションズ⼯業組合連合会(以下、GCJ)は、組合の事業活動が⼤きく変容するなか、 直⾯する課題解決のため 6 つの委員会を設け、 課題解決に取り組んだ。GC 東京に委員会を設け各⼯組と連携をとりながら、組合員にメリットがある事業を展開した。年4回の理事会では委員会からの報告に基づき、⽅向性や進捗状況を確認している。以下、6 つの事業の取り組み実績である。
1.存在価値事業
GC 東京存在価値事業委員会 + GC 北海道
製版、写植、DTP 技術を前⾯に存在価値のある組合を確⽴する。各社が培った技術と経験をもとに印刷前⼯程の重要性を発信し、他団体とは違うプリプレスの重要性を業界内外に周知する活動を存在価値事業委員会が担当した。さらに他団体へセミナー案内を送り、参加を促すとともに当会の存在価値を PR した。
(1)組合員に有益な情報発信やセミナーの開催
①「GCJ スクリプトセミナー」 (GC 東京主催、GCJ 共催)
講 師
(株)ローヤル企画 代表取締役社⻑ 松浦睦桐⽒、⽯井 宏⽒
(株)アズワン 代表取締役 中⽥朋樹⽒
(株)アラジンイデア 代表取締役 渡辺 修⽒
(株)ニューキャスト 代表取締役 川原正隆⽒
場 所 ZOOM
⽇ 時 10 ⽉ 1 ⽇(⽕) 16:00〜18:00
参加者 140 名(内会員は 54 名)
85名がアンケートに回答した。関⼼が⾼く、続篇を求める声が多数あり。スクリプト提供の事業化も視野に検討していく。
②『社会に必要とされる会社変⾰』セミナー(GC 北海道主催、GCJ 共催)
講 師 (株)中央ネームプレート製作所 取締役会⻑ ⽒家 界平
⽇ 時 11 ⽉ 27 ⽇(⽔) 15:30〜17:00
参加者 33 名
札幌の電気の銘板制作会社が航空機の内装品を⼿掛ける企業に成⻑した変⾰のサクセスストーリー。
2.情報交換事業
GC東京情報交換事業委員会
組合企業間の業務内容を共有し、情報交換することで各社の利益に繋がる活動を⾏う。東京グラフィックコミュニケーションズ⼯業組合 (以下、 GC 東京) 組合員と連携し“伝えたい情報を”“伝えたい⼈”へ発信を基本に、業界 PR、組合員企業の PR を⾏い、組織強化につながる『⽣産シェアプロジェクト』活性化の為の活動を展開した。
(1)機関誌 『⽉刊 gcj』の紙⾯刷新の企画⽴案
① 巻頭の会員紹介
毎号 1 社ずつ会員企業を代表者が紹介する。仲間を知って受注に繋ぐ、⽣産シェアプロジェクトのツールとした。
② 機関誌『⽉刊 gcj』に「GCJ INFORMATION」を掲載
『⽉刊 gcj』毎号に GC 東京の毎⽉の活動をトピックスとして紹介、会員間の情報共有の促進を図った。
③ 巻頭特集のリニューアルの検討
会員紹介コーナーが 3 年で⼀巡したことから、新たな特集の検討を行い、『わが社の⼈財紹介』とし活躍する⼈材を紹介する。
(2)GCJ コミュニティー創設
会員間のタイムリーで密度の濃い情報交換のためにSNSを⽤いたツールを創設した。⽣産シェアプロジェクトの⼀環で、仕事の依頼、 受託の相談のツールに⽤いる。地区⼯組にもモデレーターを設け普及を図る。
第 1 回情報交換事業委員会 ⽇時:4 ⽉ 3 ⽇ 場所:組合事務局
第 2 回情報交換事業委員会 ⽇時:5 ⽉ 1 ⽇ 場所:組合事務局
第 3 回情報交換事業委員会 ⽇時:6 ⽉ 5 ⽇ 場所:組合事務局
第 4 回情報交換事業委員会 ⽇時:7 ⽉ 3 ⽇ 場所:組合事務局
第 5 回情報交換事業委員会 ⽇時:9 ⽉ 10 ⽇ 場所:組合事務局
第 6 回情報交換事業委員会 ⽇時:10 ⽉ 2 ⽇ 場所:組合事務局
第 7 回情報交換事業委員会 ⽇時:11 ⽉ 6 ⽇ 場所 : 組合事務局
第 8 回情報交換事業委員会 ⽇時:12 ⽉ 4 ⽇ 場所:組合事務局
第 9 回情報交換事業委員会 ⽇時:1 ⽉ 7 ⽇ 場所:組合事務局
第 10 回情報交換事業委員会 ⽇時:2 ⽉ 12 ⽇ 場所:組合事務局
3.人材育成事業
GC東京⼈材育成事業委員会 + GC中部
「組合会員企業の経営者及び従業員の育成」をテーマに事業活動
(1) 経営等の関連事業の推進
(2) 技術動向等の関連事業の推進
(3) 経営者及び従業員の育成
GC 中部とのコラボ開催を含め2回のセミナーを開催した。
① 「クライアント視点からの⽣成 AI」 (GC 中部主催、GCJ 共催)
講 師 (株)光⽂堂 販売促進部次⻑ ⼤橋 慶三⽒
場 所 ZOOM
⽇ 時 7 ⽉ 18 ⽇(⽊) 15:00〜17:00
参加者 98 名
⽣成 AI が社会の基盤に組み込まれる今、クライアントは何を期待するのか
⽣成 AI をいかにビジネスで活⽤するかを、実演を通じて理解する。
② 「ヒトが安⼼できる組織の構築」 (GC ⻘年会主催、GCJ 共催)
講 師 Will ⼈材経営コンサルタント(株) 代表取締役 ⾕ 進⼆⽒
場 所 富⼠フィルムグラフィックソリューションズ株式会社 会議室
⽇ 時 2 ⽉ 5 ⽇(⽔) 16:00〜18:00
参加者 会場参加 39 オンライン 18 合計 57 名
労働⽣産性の⾼い⼈材育成の要諦を解説。 2部構成とし、終了後講師参加のもと、⻘年会代表とのパネルディスカッションを開催した。
4.組織強化事業
GC東京組織強化事業委員会
組織強化委員会に GC 東京⽣産シェアプロジェクト担当
組織基盤・運営対策事業の推進
(1)全国8⼯組、組合組織の基盤強化の推進
① GCJ 理事会の年間4回実施
② 組織基盤強化を図るのため、財政の安定化と運営対策に努めた
・ 機関誌『⽉刊 gcj』の広告獲得
・ 収益事業の模索と⽀出内容の⾒直し
③ 全国8⼯組の組合員が事業活動などを通じて仲間意識を感じられる活動を展開
④ 事務業務の強化と効率化を図る
(2)GC⻘年会の設⽴
GC 東京にて GC ⻘年会を設⽴した。組合員企業の若⼿経営者、従業員が会員となり、初年度ながら有意義かつ活発に事業を展開した。GC 東京だけでなく地区⼯組からの⼊会もあり、今後の組織基盤を⽀える⼈材育成に期待が持てる。
(3)GC東京⽣産シェアプロジェクトの拡⼤
全国展開を⽬的として、各社の強みとなる具体的なサービスが分かる紹介資料をGC東京を中⼼として作成し配布をした。
5.コミュニケーション事業
GC東京コミュニケーション事業委員会 + GC近畿
(1)第 2 回 GCJ 全国集会(京都集会)開催(GC 近畿主催、GCJ 共催)
第 2 回⽬となる全国集会は 9 ⽉ 6 ⽇ GC 近畿主催で京都鴨川の料理旅館 『鶴瀬』で開催。
全国から 29 名が参加し川床での納涼を楽しんだ。
6.環境保護、情報セキュリティ事業
GC東京環境保護、情報セキュリティ事業委員会
(1)環境保護事業
1)⽇本印刷産業連合会が推進する環境関連事業に参画する。
① グリーンプリンティング認定制度への協⼒
② 経済産業省 産業構造審議会 産業技術環境分科会
「カーボンニュートラル」⾏動計画に参画データ収集に協⼒
2)環境保護印刷推進協議会(E3PA)への協⼒
⽇本印刷新聞に代わり E3PA の事務局業務を受託する
(2) 情報セキュリティ事業
特になし
【 一般事業】
1. ⽇本印刷産業連合会からの情報を全国に発信
事務局より⽇印産連から発信される必要な情報を全国の各⼯組に配信し、情報の共有化を図った。
2.共済・福利厚⽣の推進
(1)福祉共済事業の推進
GCJ 及び⼀般財団法⼈全国中⼩企業共済財団(全共済)と協⼒して、組合員及び従業員のための「⽣命共済制度」「退職共済制度」への加⼊促進および共済事務の合理化、効率化に努め、組合員及びその従業員の福祉共済の向上に寄与してきた。
(2)福利厚⽣の実績
該当なし
3.関係諸官庁・関連諸団体への協力
(1)⽇印産連の事業への参画
⽇印産連傘下の10団体の⼀つとして、 その役割や活動テーマ等を理解し、 同時に、交流の場を通じてコミュニケーションを図った。
産連経由で発信される経産省の指⽰伝達事項を会員に広く確実に伝達するように努めた。
(附)会 議 等 の 記 録
1.通常総会
⽇ 時 2024 年5⽉ 29 ⽇(⽔)午後 3 時 00 分
場 所 出版クラブホール・会議室
出 席 8会員(⼯業組合)
出席理事数:35 ⼈ (本⼈出席 29⼈ 委任状 6⼈)
[議⻑] 錦⼭ 慎太郎
[議案]第1号議案 2023年度(59事業年度)事業報告書の承認を求める件
第2号議案 2023年度(59事業年度)決算関係書類の承認を求める件
監査報告
第3号議案 2024年度(60事業年度)事業計画(案)決定の件
第4号議案 2024年度(60事業年度)収⽀予算書(案)決定の件
第5号議案 2024年度における借⼊⾦残⾼の最⾼限度決定の件
2.理 事 会
第 1 回理事会
⽇ 時 2024 年年5⽉ 29 ⽇(⽔)午後5時 00 分〜
場 所 出版クラブホール・会議室
出 席 35 ⼈ (本⼈出席 29 ⼈ 委任状6⼈)
議題
第1号議案 特別会計決算報告
第2号議案 GC ⻘年会設⽴の件
第3号議案 ⽇印産連委員派遣の件
第4号議案 ⽇印産連表彰推薦候補者の件
第5号議案 他団体からの⾏事招待時の対応について
第 2 回理事会
⽇ 時 2024 年 8 ⽉ 21 ⽇(⾦)午後5時 00 分〜6時 30 分
場 所 オンライン
1. 報告事項
(1)事業委員会の活動について
① 存在価値事業
② 情報交換事業
③ ⼈材育成事業
④ 組織強化事業 GC ⻘年会活動報告
⑤ コミュニケーション事業
⑥ 環境保護、情報セキュリティー事業
(2)地区⼯組より活動報告
(3)⽇印産連報告
① 9 ⽉印刷の⽉、印刷⽂化典記念式典
② 産連表彰候補者
(4)その他
① GCJ 会計報告 2024 年 4-6 ⽉
② 会員現況
2. 協議事項
① ⽣命共済掛⾦徴収⽅法について
② GCJ の新コミュニケーションツール導⼊の件
3.今後のスケジュール
① 11 ⽉ 21 ⽇(⽊)理事会 オンライン開催
② 2 ⽉ 21 ⽇(⾦)理事会(GC 東京と同時開催) 、新春の集い 椿⼭荘東京
③ 2025 年 5 ⽉ 通常総会
第 3 回理事会
⽇ 時 2024 年 11 ⽉ 21 ⽇(⽊)午後5時 00 分〜6時 30 分
場 所 オンライン
1.報告事項
(1)事業委員会の活動について
① 存在価値事業
② 情報交換事業
③ ⼈材育成事業
④ 組織強化事業
⑤ コミュニケーション事・・・・新春の集い
⑥ 環境保護、情報セキュリティー事業
(2)⽇印産連報告
① GP 環境⼤賞等表彰式について
② サイバーセキュリティヒアリングについて
③ 下請け適正取引に関する調査の件
④ 技能実習⽣に関する調査の件
(3)地区⼯組より活動報告
(4)その他
① 会員現況
② 会計報告
2.協議事項
① 2025 年度 GCJ 通常総会⽇程の件
② 2025 年度 全国集会について(GC 東北)
3.今後のスケジュール
第 4 回理事会(GC 東京理事会併開催)
⽇ 時 2025 年 2 ⽉ 21 ⽇(⾦)午後2時 00 分〜4時 00 分
場 所 株式会社ショウエイ会議室(ZOOM 併⽤)
1.協議事項
(1)GCJ来年度事業計画について
(2)GC東京来年度事業計画について
(3)GCJ、GC 東京役員改選について
2.報告事項
(1)事業の活動報告
・存在価値事業
・情報交換事業
・⼈材育成事業
・組織強化事業
・コミュニケーション事業
・環境保護、情報セキュリティ事業
(2)GCJ地区⼯組の報告
活動報告、来期の⽬標、抱負及びGCJに対する要望
(3)⽇印産連報告
① パートナーシップ構築宣⾔
② ⽇印産連 40 周年
③ 特定技能制度にかかわる⺠間団体設⽴の件
④ 物流の⾃主⾏動計画に対する確認依頼
⑤ GP のグリーン調達基準 1 採⽤の件産連の環境推進施策について
(4)その他
① 会計報告
② 全国組合員の現況
③ 通常総会について
3.三 役 会
⽇ 時 2024 年4⽉ 24 ⽇(⽔)午後3時 00 分〜4時 30 分
場 所 オンライン
1. 議 題
(1) 2024 年度 通常総会議案に関する件
1) 2024 年度通常総会開催通知
2) 2024 年度通常総会式次第
3) 2023 年度事業報告書
4) 2023 年度収⽀決算関係⼀式
5) 2024 年度事業計画書(案)
6) 2024 年度収⽀予算(案)
(2) 2024 年第1回理事会議に関する件
1) 開催通知
2) 特別会計決算報告
3) GC ⻘年会設⽴の件
4) ⽇印産連 派遣委員
5) ⽇印産連 表彰推薦候補者
① 功労賞 1名
② 振興賞 1名
2.その他
1) 機関誌の地区担当承認の件
2) 機関誌配布部数、配布箇所確認の件
3) 今後の⽇程について セミナー、集会スケジュール調整
4.委員会及び会議・打合等
2024年
4⽉
10 ⽇ ⽇印産連「第 5 回グランドデザイン 2030 プロジェクト会議」
16 ⽇ ⽇印産連「グリーンプリンティング推進部会」周知活動 WG
5⽉
10 ⽇ ⽇印産連「2024 年度第 1 回 ステアリング・コミッティ」
16 ⽇ ⽇印産連「2024 年度第 1 回 理事会」
6⽉
12 ⽇ ⽇印産連「第 39 回 定時総会・第2回理事会・懇親会」
22 ⽇ ジャグラ「広島⼤会 懇親会」
7⽉
23 ⽇ ⽇印産連「第2回ステアリング・コミッティ、産連表彰選考委員会」
24 ⽇ モリサワ「100 周年記念パーティ」
31 ⽇ ⽇印産連「第 3 回理事会」
8⽉
20 ⽇ ⽇印産連「第 2 回環境⾃主⾏動計画推進 WG」
27 ⽇ ⽇印産連「マスコミ懇談会」
9 ⽉
11 ⽇ ⽇印産連「2024 年 9 ⽉印刷の⽉」記念式典・懇親会
25 ⽇ ⽇印産連「第 3 回 ステアリング・コミッティ」
10 ⽉
23 ⽇ ⽇印産連「第4回環境⾃主⾏動計画推進 WG」
30 ⽇ ⽇印産連「2024 年グリーンプリンティング環境⼤賞等表彰式」
「印刷と私」トークショー
11 ⽉
11 ⽇ ⽇印産連「第4回グリーンプリンティング推進部会」
13 ⽇ ⽇印産連「第 59 回 GP 認定⼯場交流会」
20 ⽇ ⽇印産連「第 4 回ステアリングコミティ」
12 ⽉
20 ⽇ 第 77回グリーンプリンティング⼯場認定委員会
2025年
1⽉
8⽇ ⽇印産連 「2025 年 新年交歓会」
16 ⽇ ⽇本印刷産業機械⼯業会「2025 年始会」
22 ⽇ ⽇印産連「第8回グリーンプリンティング推進部会」制度検討 WG
29 ⽇ ⽇印産連「第 5 回 ステアリング・コミッティ」
第 60 回 GP 認定⼯場交流会
2⽉
8 ⽇ ⽇印産連「第5回環境⾃主⾏動計画推進 WG」
19 ⽇ 「page2025 開会式」 (テープカット)
26 ⽇ ⽇印産連「第2回環境マネジメント部会」
27 ⽇ ⽇印産連「第2回労働安全衛⽣部会」
3 ⽉
12 ⽇ ⽇印産連「第6回 ステアリング・コミッティ」
19 ⽇ ⽇印産連「第4回理事会」
25 ⽇ ⽇印産連「第 78 回グリーンプリンティング⼯場認定委員会」
2025年度(61事業年度)事業計画書
自2025年4月 1日
至2026年3月31日
結集 GC Power+
「情報共有と組織強化によるビジネスの拡大と価値共創」
【基本方針】
近年の世界情勢は、地政学的な緊張が⾼まり、いまだに紛争が続き気候変動やパンデミックの影響で経済的な不安定さが増しています。
国内情勢もまた⼤きな変化を遂げています。デジタル化の進展や少⼦⾼齢化、労働⼒の不⾜といった課題に直⾯している⽇本において、私たちの業界が果たすべき役割はますます重要になっています。
これらの課題に対処するためには、新しい技術やプロセスの導⼊、そして業界内外の連携が不可⽋です。 このような状況下で、情報共有と価値共創の重要性は⼀層⾼まっています。情報共有とは、業界全体の知識や経験を共有し合うことであり、これにより私たちは個々の企業が持つノウハウや強みを最⼤限に活⽤することができます。情報共有を通じて、私たちはより⾼度な製品やサービスを提供し、業界全体の競争⼒を⾼めることができます。
価値共創とは、単に製品やサービスを提供するだけでなく、顧客やパートナー企業と協⼒し、新しい価値を⽣み出すことです。私たちの業界は、多くの企業が連携し、共同でプロジェクトを進めることで、より⾼い付加価値を提供できる可能性を秘めています。情報共有と価値共創を通じて、私たちは業界全体の発展に寄与し、お客様により⾼品質な製品とサービスを提供することができると確信しています。
全国組織である GCJ も全国の皆様の意⾒をお聞きして業界全体の価値を上げ、各社が安⼼して事業を⾏えるよう情報提供を続けてまいります。
現状維持ではなく更なる⾶躍のために組合員⼀丸となって各社の発展と業界の発展に努めていきたいと考えています。改めてご協⼒お願い申し上げます。
私も GCJ の会⻑を拝命し 5 年⽬となり、GCJ の財政も皆さんのご協⼒のお陰で⿊字化できました。 今年度も全国の皆様と共に多くの意⾒交換を⾏い、更なる GC Power を結集させたいと考えています。
印刷前⼯程の各社が集まった集団、いち早く業態変⾰した集団だからこそ出来る技術の集結とこれからの変化に負けない新たな発想の集結こそがグラフィックコミュニケーションズ⼯業組合の強みであり他の組合との差別化です。
多難で厳しい組織運営が続くなか、 諸先輩が築き上げた歴史ある団体組織を継承し、組合員の皆さまの叡知を集め、いち早く業態変⾰をした我々だからこそできる独⾃性のある事業展開をいたします。 是⾮とも、組合員の皆さまの事業活動へのご理解と積極的なご参加、ご⽀援、ご協⼒をよろしくお願い申し上げます。
⽇本グラフィックコミュニケーションズ⼯業組合連合会の「2025 年度事業計画(案)」 は次の通りです。
【実施事業】
私たち日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会(以下、GCJ)は、これまでの成果、実績をもとに、組合員企業にメリットがある事業を展開します。
1.価値共創事業
(共創とは、企業があらゆる利害関係者(ステークホルダー)と協働しながら事業を⾏い、新たな価値を創造すること)
各社が培った技術と経験をもとに印刷前⼯程の重要性を発信しプリプレス技術の重要性を業界内外に知らしめ更なる分野へ進出し価格競争に巻き込まれることなく各社の価値を⾼めると共に組合⾃体の存在価値を創り上げる
① 価値共創への業態変⾰推進
⽇印産連傘下の 4 団体 (全印⼯連、ジャグラ、全製⼯連) と連携し価格の適正化に取り組むと共に更なる業態変⾰と価値共創を推進
収益性の悪化を招く価格競争から脱却し会員各社が存在価値ある企業になるための情報提供を促進する。
新たな価値を創り上げる為の情報提供や施策の提案
・GC 東京で企画運営する価値共創をテーマにしたセミナー等を開催
・GC 中部で企画運営する価値共創をテーマにしたセミナーを開催
・他団体実施セミナーに参加
② 賛助会員及び関連企業発信の情報提供や主催イベントに参加促進
③ GC 東京⽣産シェアプロジェクトの拡⼤
GC 東京⽣産シェアプロジェクトを GCJ 全体に広め組合間ビジネスの拡⼤と各社の事業範囲拡⼤を図ることで新たな価値を創出する
2.情報交換事業
組合員企業の事業内容を共有し、情報交換する事で各社の利益に繋がる活動を⾏う。東京グラフィックコミュニケーションズ⼯業組合 (以下、GC 東京)と連携し“伝えたい情報”を“伝えたい⼈”へ発信する 業界 PR、組合員企業の PR、を⾏い組合員各社が新たな分野へ進出し企業価値を上げる活動を⾏う
① 機関誌・⽉刊『gcj』の編集・誌⾯構成に協⼒
機関誌・⽉刊『gcj』の編集・制作に協⼒する
今年度の企画は「わが社の⼈材」
⼥性活躍、期待の新⼈、Over60、当社の星 以上 4 カテゴリー
2年間実施(東京、東京、地区⼯組、東京、東京、地区⼯組の順)
② GCJ information の配信
GCJ の活動、理事会活動などの理解と協⼒を図るため、「GCJ information」を事
務局より配信する。
③ 「ウェブサイト」の内容の充実、情報収集の推進
・ GCJ の公式ホームページに各地区⼯組の活動内容を掲載し活動 PR とサイトの活性化を⾏う
・ 最新の組合員情報をまとめ迅速な連絡網を再構築する
④ GCJ コミュニティの積極的活⽤
新たに作成した SNS を使った GCJ コミュニティにて各社の事業領域拡⼤と受
注拡⼤につなげる。また、BCP 対策にも活⽤する
3.人材育成事業
① 組合企業の経営者及び従業員の育成
・経営者に対し持続可能な企業経営に関する情報提供とセミナー等の実施
・次世代経営者及び幹部候補者の育成に関する情報提供とセミナー等に実施
・従業員に対し教育プログラム等の情報提供
東京主催は従業員向けスクリプトセミナー
地区⼯組主催セミナーは経営者向け、次世代経営者向けのいずれかとする
4.組織強化事業
1) 組織基盤・運営対策事業の推進
① 全国 8 ⼯組、組合組織の基盤強化の推進
GCJ 副会⻑による組織強化委員会を⽴ち上げ今後の GCJ 及び地区⼯組の在り⽅を再検討する。尚、委員⻑は四国宮嵜副会⻑とする
② GCJ 理事会の開催 年 4 回理事会を開催
第 1 回 5 ⽉総会時(副会⻑現地、理事リモート)
第 2 回 8 ⽉ 全リモート
第 3 回 11 ⽉ 全リモート
第 4 回 2 ⽉ GC 東京新春の集い時(副会⻑現地、理事リモート可)
③ 機関誌⽉刊『gcj』広告費⽤獲得活動 GC 東京へ委任
組合組織の基盤強化を図るため、財政の安定化と運営対策に努める
④ GCJ の収益事業実施
スケールメリットを⽣かした収益事業を模索
⑤ 事務業務の強化と効率化を図る
事務局業務の役割分担を決定し、作業の効率化と費⽤削減を図る
2)組織増強(「組合員」及び「賛助会員」)への取り組み
① 組合員増強の促進
・組合組織の基盤確⽴を図るため加⼊促進に努めていく
・業界と関連性のある業態に加⼊を推進していく
② GC ⻘年会への協⼒
昨年設⽴した GC ⻘年会への加⼊促進や、事業活動に協⼒する
5.コミュニケーション事業
「組合員のコミュニケーション」をテーマに事業活動
組合員の懇親の場、各地区⼯組との交流の場を提供する
各種イベント後の懇親の場の設定、組合員の交流を図る
① 集会の企画運営
2025 年 GC 東北担当 9 ⽉仙台にて実施予定
以下の順で集会実施
26 東京⼤会 27 九州 28 北海道 29 中国 30 東京⼤会 31 中部
② 各地区⼯組で開催されるイベントの周知
③ 懇親会の企画運営
総会懇親会 GC 東京新春の集い後の懇親会
6.環境保護事業 情報セキュリティ事業
1)環境保護事業
① ⽇本印刷産業連合会が奨める環境関連事業に協⼒
業界に関わる様々な環境問題に対応する為の勉強会の実施や他業界主催勉強会などの参加と情報提供
・「グリーンプリンティング認定制度」への協⼒
・「カーボンニュートラル」⾏動計画に参画
② 各種環境関連制度等の情報提供と啓発
⾏政や業界全体が進める環境保全に向けた各種の取り組みと、私たち業界に関わる環境関連の各種情報提供と啓発に努めていく
③ 環境関連法令等の情報収集・提供
関連法令等による職場環境改善、労働安全衛⽣等の理解並びに対策に資するため、関係官庁・団体等の情報を収集して情報の提供、発信に努めていく
2)情報セキュリティ事業
① 情報セキュリティ対策の整備
企業の「情報セキュリティ」が社会的に重要テーマである事から「情報セキュリティ」対策に関する情報提供や啓発に努める
② 政府が推進する「サプライチェーン・サイバーセキュリティ・コンソーシアム(SC3)」事業に協⼒
③ 「知的財産権」の啓発・普及を推進
「知的財産権」に関する認識、喚起を促していく
【 一 般 事 業 】
1.共済・福利厚生の推進
1)福祉共済事業の推進
各種共済の加⼊促進及び共済事務の合理化に努める。GCJ と⼀般財団法⼈全国中⼩企業共済財団と連携、協⼒して、「⽣命共済制度」、「退職共済制度」等への加⼊を促進するとともに、事務の合理化、効率化を図っていく化を図っていく
2)福利厚生の実施
慶弔見舞金制度等の実施
2.関係諸官庁・関連諸団体への協力
1)東京都印刷産業政治連盟への協⼒
東京都印刷産業政治連盟は在京の印刷関連5団体で構成され、印刷産業が抱える各種問題などを同連盟と協調して解決にあたっていくGC業界の認知度アップと人材確保のため幅広い関連教育機関との連携を強化する
2)関連教育機関及び専⾨学校への協⼒
幅広い関連教育機関との連携を強化、協⼒していく
3)係官庁・関連団体との折衝
組合員ならびに業界の発展向上に資するため、関東経済産業局、東京都などをはじめ、関係官庁・関連団体との折衝を⾏っていく
GCJ公式サイトでは、お知らせのほか、全国地方工組(GC北海道|GC東北|GC東京|GC中部|GC近畿|GC中国|GC四国|GC九州)の活動、セミナーなど各イベント情報、機関誌「月刊GCJ」、印刷関連団体からの情報などを織り込んで閲覧しやすく発信して参ります。