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6.112021
2021年度 通常総会|GCJ新会長に錦山副会長が選任
GCJ新会長に錦山副会長が選任
存在価値のある集団として事業展開を
日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会の2021年度通常総会が、5月26日午後2時から、東京の神田神保町にある出版クラブホール・会議室でリアル参加とZoomによる併用型で開催された。冒頭、田村会長は「3期6年務めた会長職を本日、錦山副会長に引き継ぐことになった。総会は Zoomとの併用となったが、つつがなく終了させていくつもりである」と述べ、この後、田村会長が議長となって議案審議に移った。
議案は「第1号議案 2020年度事業報告の承認の件」「第2号議案 2020年度決算関係書類の承認の件」並びに監査報告を行い、原案通り承認可決した。続いて、「第3号議案 2021年度事業計画の件」「第4号議案 2021年度収支予算決定の件」「第5号議案 2021年度借入金最高限度額決定の件」「第6号議案次期GCJ全国大会開催地決定の件」をそれぞれ原案通り承認可決した。
2021年度事業計画の基本方針としては、組合員企業にメリットに繋がる情報発信を図り、新たなビジネスにチャレンジできる環境の提供に努めていくことを掲げ、存在価値のある集団として業界内外に向けて事業活動を展開していくことを打ち出した。
次期全国大会はGC 東京の担当で開催することになった。錦山GC 東京新理事長は「大会の内容については今後実行委員会で決めていくことになる。組合員間の情報交換がテーマになるかと思う。仕事の面も含めてコミュニケーションがとれる大会にしていくつもりである。全国各工組の理事長にはたくさんの仲間を引き連れて東京に来ていただきたい」と述べた。
引き続き「第 7号議案 理事及び監事選挙の件」では、任期満了に伴う役員改選が行われた。先般の三役常務会において次期GCJ役員候補者の選考・推薦が既にされているとし、理事38名、監事2名の推薦を受けて選出された役員を選任し承認した。
この後、新役員を互選するための第1回理事会を開催した。議題は、会長選出、副会長・専務理事・常務理事選出、日印産連委員派遣の決定、日印産連表彰推薦候補者の決定で、それぞれ審議し原案通り承認可決した。新会長は先般の三役常務会で GC 東京の錦山慎太郎副会長が次期会長に了承されたため、改めて田村会長より推薦し選出があり、満場一致で承認した。
錦山新会長は、冒頭に田村前会長に労いの言葉を述べた後、「理事の経験もさほど長いわけではなく、東京プロセス工業協同組合の理事長となり、その流れからGC 東京の副理事長、そして今回GCJの会長に就くことになったので、まだまだ力不足の部分がある。全国の理事長の皆さんとは何度もお目にかかっているが、組合員の皆さん一人ひとりにはまだ顔と名前を覚えてもらっていないと思う。今後全国の理事長はじめ組合員の皆さんと交流を行い、GCJを盛り上げていくつもりである。組合事業はGC 東京が中心になると思うが、各工組の皆さんのご協力が不可欠である。皆さんのご意見を聞きながら運営していく考えである。今年は次期経営者を育てるためのセミナーを5回ほど開催する予定である。全国の皆さんともZoomも使ってハイブリットで開催することも可能なので、組合員の皆さんにも参加していただき、利益に繋がる情報を発信していく考えである。また、コロナが収束すれば各工組に出向いていくつもりである。精一杯取り組んでいくのでよろしくお願いしたい」と挨拶を述べた。
この後、副会長、専務理事、常務理事を錦山新会長から選出があり承認可決した。日印産連の2021年度表彰推薦候補者には印刷功労賞に杉渕好美副会長(GC北海道)を、印刷振興賞に中田辰悟理事(GC東京)を推薦し決定した。