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サイバー攻撃の脅威を実感できる対戦型ゲームを体験

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 GC東京(田村壽孝理事長)は、3月23日(木)午後6時30分より、マーケティング部会主催で「第3回GCJクラウドセミナー」を、東京都千代田区の東京しごとセンター5階のセミナー室で開催した。
 今回は、サイバーセキュリティの専門家を招いて「サイバー攻撃とインシデントレスポンスの模擬演習」をテーマに、企業におけるサイバー攻撃の脅威を疑似体験できる対戦型ゲームを行った。

 ゲームは20名の受講者が攻撃するチームと企業側チームの二手に分かれ、用意されたゲームキットを使ってパソコン上で、攻撃と防御を交互に繰り返して、勝敗を競うというもの。攻撃者の心理や攻撃の方法を知ることで、サイバーセキュリティに対する考え方を認識し、実際にサイバー攻撃された時に適切なインシデントに対応することを学ぶのが目的である。
 講師は「最近は特定の企業を狙った標的型攻撃が増えている。ホームページにサイバー攻撃をしかけてクレジットカード情報を盗む事件が多発している。そこで攻撃者がどのような攻撃をしているのか。それに対してどう守っていけば良いのかを演習形式で学んでいただきたい」と述べ、ゲームの説明の後スタートした。
 攻撃者は攻撃カードを選択して攻撃を繰り出し、それに対して企業も防御のカードで対応していくという方法である。スコアは-100になると攻撃者の勝利、+100になると企業の勝利となる。常にスコアが表示されているので、受講者はその数字を見ながら操作を進めていく。
 受講者にはゲーム感覚のセミナーは初めてということもあって戸惑いが見られたが、講師の説明やアドバイスに熱心に耳を傾けながら興味深くゲームを操作した。
 サイバー攻撃に対しての具体的な方策は「パソコンにウイルス対策ソフトを搭載する。USBを社員に使わせない。パソコンの管理者権限を限定する。パスワードを強化する。といったことが挙げられる」とのこと。
 また講師は「サイバー攻撃があることを前提に、経営者はじめ社員がサイバー攻撃に対しての意識を高めて体制を整えたり、何かあった場合にはセキュリティ会社に連絡するなどを、決めておくことが重要である」と、心得を述べた。

 第2部では青柳マーケティング部会長から、GCJクラウドサービスの事業について案内があった。「自社のデータやお客様の制作データを安全に守るために、データのバックアップをクラウド上で行うことを提唱してきた。今回、安全・安心の下でビジネスを継続させていくためのGCJクラウドサービスとして、グーグルの容量無制限の『G Suite』を提案させていただくことにした。当サービスは低価格であることが最大のポイントであるので推奨したい」と述べ、参加者に『G Suite』のサービス内容を説明した。

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