ブックタイトル月刊GCJ　2016年9月号

概要

月刊GCJ　2016年9月号

リコーは、インバウンド市場向けに主要７カ国語・24時間365日対応の高品質な通訳サービス｢RICOH多言語通訳サービス｣を、このほど発売した。訪日外国人旅行客に対して、店頭でスムーズな接客を行う体制づくりが流通・小売業界において課題となっており、また、観光・宿泊施設や医療機関においては、様々な状況に応じて、的確できめ細やかな対応が求められている。そこで同社は、テレビ会議システム「RICOH UnifiedCommunication System」のプラットフォームを活用し、高品質な通信サービスを有する多言語通訳サービスを提供する。iPadによる簡単操作で、７カ国語（英語・中国語・韓国語・タイ語・スペイン語・ポルトガル語・ロシア語）の対面式通訳サービスが、24時間365日提供可能。外国語・日本語の両言語に対してネイティブレベルのオペレーターが応対するため、状況に応じたきめ細やかなコミュニケーションができ、顧客満足度向上に寄与するというもの。初期費用：30,000円、基本料金：月額5,000円～印刷周辺機器メーカーのコスモテックは、このほど、光触媒水処理ユニットと水質磁気処理ユニットを組み合わせ、また同社の長年にわたる湿し水冷却循環装置の技術を融合したケミカルフリーシステム「TOP-ONE CF502」を発売した。新製品は、水道水をろ過してCa、Mgを除去し、表面張力を低下させることで、湿し水に従来必要とされている薬品類を使わず、水道水だけで従来よりも高品位な印刷が可能というもの。また、水元ローラー・水着けローラーの飛躍的な延命も可能である（印刷環境により条件は異なる）。特長は、①従来必要な湿し水の薬品類が不要。②廃液を削減し、環境に優しい印刷工場が可能。③印刷時に水が絞れてインキマイレージが向上。④CTPプレートやローラー類へダメージを与えない。⑤薬品が含まれていないため、下水排水が可能（下水排水には別途成分分析の確認が必要）。キヤノンは、このほど小・中規模事業所向けのインクジェットプリンタ「MAXIFY（マキシファイ）」シリーズの新製品として“MAXIFY MB5430／MB5130／MB2730／MB2130／iB4130”の５機種を、今年10月上旬に発売する。新製品は、ビジネスシーンでの利用を想定し、高い生産性と経済性を備えたA４インクジェットプリンタ。ネットワーク機器を監視・制御するための標準管理プロトコルに新たに対応し、オフィスにおけるプリンタ管理者の運用負荷低減ニーズに対応している。キヤノン独自のプリントヘッドと効率的な用紙搬送により、モノクロ毎分約24枚、カラー毎分約15.5枚の高速プリントを実現し、“MAXIFY MB5430／MB5130”は、同時両面読取の高速スキャンが可能なほか、3.5型のタッチパネル液晶を採用し、視認性を高め操作性を向上させている。日本アグフア・ゲバルトのAvalonN８ファミリーは、高い生産力、環境対応、高品位な印刷などの多様化する市場のニーズにこたえるCTPシステムである。最高出力は時間70版を実現し、菊四裁から四六全版までの幅広いプレートサイズに対応すると共に、生産性に応じて各モデルをラインアップしている。プリプレスワークフローAPOGEEPrepressに完全対応し、JDFやPDF／Xを利用したオープンデジタルワークフローでの効率的な運用により、CTP出力を強力にサポートしている。新製品のAvalon N８-90シリーズはGLV露光ヘッドを改良し、より高品質な出力が実現しました。さらに、フラッグシップモデルのAvalon N８-90XTでは、通常のサーマルプレート毎時70版、現像レスプレートAzura TUでは毎時55版の出力が可能である。｢RICOH 多言語通訳サービス｣を発売主要7 カ国語・24時間365日対応リコー湿し水の薬品類が不要の光触媒水処理システムを新発売コスモテック小・中規模事業所向けIJプリンタA4サイズのカラー15.5枚／分出力キヤノンAvalon N8-90シリーズより高品質の出力を実現日本アグフア・ゲバルト15 2016　September